導入事例 IPN-W100AP/IPN-W100CB
無線LAN導入実証実験開始インタビュー高知県企画振興部情報推進課様
高知県企画振興部情報推進課
伊藤 博明様
- 【高知県企画振興部情報推進課様】
http://web2.pref.kochi.jp/kisya/inet/html/00011/00011946.html -
豊富な導入実績を誇るトリニティーセキュリティーシステムズのIPNシリーズ。
「IPN-W100AP/IPN-W100CB」を導入された高知県庁様では、簡単に、設定・導入ができ、快適に無線LANの便利さを実感されています。
- 行政組織のネットワーク構築における無線ネットワークの可能性はいかがでしょうか?
- 高知県では、組織・定数のスリム化、業務のアウトソーシングなどの行政改革に集中的に取り組んでおり、大規模な組織再編も予定されています。有線のネットワークですと、机の配置換えなどに合わせたケーブル敷設作業が発生しますが、無線LANであればこうした作業が不要となります。また資産の有効活用の観点から、行政組織においても執務室の職員数よりも机や椅子の数が少なく、座席の場所も固定されないといったような執務環境の変化も予想されます。そういった状況にも無線LANならフレキシブルに対応できると考えています。
- 無線LAN導入検討に至った理由を教えていただけますか?
- 他の行政機関でも同じだと思いますが、高知県でもセキュリティポリシーにより、安全性が確保されたものでなければ原則として無線方式によるネットワーク接続を認めていません。また平成18年9月29日に総務省が公表した「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」でも「無線LANの利用を認める場合、解読が困難な暗号化及び認証技術の使用を義務付けなければならない。」と規定されています。執務室の有効活用や配線工事費用削減など無線LAN利用のメリットはありますが、こうしたセキュリティポリシーを守るためには、データが無線によりそのままの形で送受信される従来のシステムでは導入が困難な状況でした。
そうしたときに、地元の高知工科大学において開発された「SAS-2」という認証方式を無線LANに組み込み、不正利用者の接続や解読が困難なシステムがT-SSによって開発されたことから、無線LAN導入しようとしたときに発生する課題の整理とその解決策などを探るために実証実験を実施することにしました。
- 無線LAN導入の効果はいかがでしょうか?
- 会議室での打ち合わせ時やちょっとした座席レイアウトの移動など柔軟に対応できます。これまで公務員は自分の席、固定され、そこで執務を行うのが「常識」でしたので、端末を持って席を離れて仕事をすることに不慣れということもありました。無線LAN導入後は、相談テーブルなどに端末を移動させ、端末を示しながら業務説明や資料印刷を行うといったことが可能となり、提供するサービスの向上も期待されます。
- 実証実験後の予定を教えていただけますか?
- 実証実験を通じて無線LAN運用面の特徴を把握し、導入条件の整理、導入後の運用管理についての検討実施を考えています。現時点では、特にLANケーブルが業務などの邪魔となる試験・研究機関、病院、学校などにおいてニーズが高いと思われます。
また会議室のほか、災害発生時の臨時的なネットワーク構築時や国政選挙などの集計結果の取りまとめ作業・報告事務で、臨時的に設置するネットワークへの活用にも有効であると考えられます。