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ISS技術情報


お客様各位
2001年 11月16日

東京都新宿区北新宿3−1−16
第2事業本部 セキュリティ技術部




Internet Scanner6.2の提供開始について


Internet Scanner6.2英語版の日本語環境でのテストが終了し、提供を開始しましたのでご案内申し上げます。
Internet Scanner6.2は、Internet Scanner6.1にあったいくつかの問題点の修正を行い、X-Press Update4.1〜4.10で加えられたチェックをすべて収録しています。
また、複数のセッションを一つのレポートでまとめる個とが可能となり、PDFファイルなどで出力することが可能になりました。

1.脆弱点チェックの追加及び削除

Internet Scannerバージョン6.2には、バージョン6.0リリース以来X-Press Updateを通じて配布されてきた222個のシグネチャが追加されております。

Internet Scannerバージョン6.2では、次に記載していますシグネチャについて変更が行われています。

a)バージョン6.1でのvnc-installed-noconn (VulnID 1986) のシグネチャ名がVNCBlankPasswordに変更され、このシグネチャについての説明(詳細説明、対策方法)がより明確な内容に変更されました。

b)バージョン6.1でのhttpd(VulnID58)が、バージョン6.2ではNCSA Long URL Vulnerability(VulnID 517) に変更されました。

c)バージョン6.1のXPU4.10およびバージョン6.2で、HttpCgiRwwwshell (VulnID 2293 )が削除されました。
精度向上のため変更された脆弱点は、次のとおりです。

危険度 弱点ID チェック名 カテゴリ
6705 IisIsapiIdqBo NT Patches
6485 IisIsapiPrinterBo NT Patches
6205 IisWebdavDos NT Critical Issues
3688 SolSadmindAmslverifyBo Daemon
6160 Win2kEventViewerBo NT Critical Issues
5937 WinMediaplayerArbitraryCode NT Critical Issues

2.XPU(X-Press Update)の変更点

以下に、メーカからのリリースノートに記載されているXPU5.1での変更点について報告いたします。


■説明:Internet Scanner6.2+XPU5.1では、Nimdaによって利用されたインターネット・エクスプローラーの脆弱点、Oracle IOSの認証バイパスおよびSSHの無許可のアクセス用チェックなど、新しく25の脆弱点チェックが配布されています。

※バッファ・オーバーフローとは、プログラムが入力データを処理する際に、入力ルーチンであらかじめ準備しているバッファ領域により長いデータを与えることにより、プログラムの誤動作を引き起こさせるものです。

■新しく追加されたシグネチャ一覧
危険度 弱点ID チェック名 カテゴリ
6992 BackdoorCodered2 Backdoors
7073 Vscan2001Trojan Backdoors
6749 CiscoIosAdminAccess Router/Switch
6180 CiscoIosCableDocsis Router/Switch
6178 CiscoIosSnmpServerCommunity Router/Switch
6179 CiscoSnmpVacm Router/Switch
6029 IisCmdaspGainPrivs Web Scan
6793 JavaServletCrosssiteScripting Web Scan
6554 NetscapeEnterpriseUriBo Web Scan
6510 PostqueryHttpPostBo Web Scan
6758 OracleTnsListenerBo Daemons
6629 SolarisYppasswdBo Daemons
6868 SshPasswordLengthUnauthAccess Daemons
6875 TelnetdOptionTelrcvBo Daemons
6647 QpopperUsernameBo E-mail
6062 WinDdeElevatePrivileges NT Patches
6517 WinntIndexserverSearchBo NT Patches
6306 IeMimeExecuteCode NT Critical NT Critical Issues
6931 Win2kSp2 NT Patches
6171 IisMalformedUrlDos NT Patches
6742 IisUnicodeAspDisclosure Scan
6169 CiscoIosModifySnmp Router/Switch
6589 CiscoIosTcpDos Router/Switch
5488 LotusDominoSmtpEnvid Daemons
6422 SolarisFtpShadowRecovery Daemons


3.MergeSession機能

複数のスキャンセッションを1つの新規セッションにマージして、レポートを一本化することができます。簡単なグラフィカルインターフェースを使用することで、WindowsホストやUnixホスト、その他のデバイスに分割された複数のネットワークセグメントのスキャンが1つのセッションにマージされ、この新規セッションからInternet Scannerの任意のレポートを生成することができるようになります。

元のセッションは下記の通り変更されずそのまま保存され、使用可能です。


4.レポート機能の拡張及び新しいエクスポート形式

Internet Scannerのレポートは、現在2種類のエクスポート形式をサポートしています。PDF:Internet ScannerのレポートツールであるSeagate Crystal Reportsバージョン8にはPDF Writerga含まれているので、どの種類のInternet Scannerレポートでも下記の通り、PDFバージョンを生成することができます。
PDFのドキュメントは、コンパクトなサイズで形式が整っており、可搬性が高くパスワード保護することでセキュリティを強化することもできます。

RTF(リッチテキスト形式):Microsoft Word(.doc)エクスポート形式は、RTFエクスポート形式に置き換えられました。RTFでのエクスポートはDOCの場合よりもハードコードされた書式設定が少なく、ファイルを開くWordのバージョンに依存する度合いも低くなっています。多くのWindowsプラットフォームでは、RTFファイルはデフォルトでWordに関連付けられています。RTFでエクスポートされたレポートを表示するには、レポートをWordで開き、ファイル拡張子が「.doc」のドキュメントとして保存してください。

Internet Scannerをコマンドラインスクリプトから実行しているユーザがこの変更から受ける影響を最小限に抑えるために、RTFエクスポート機能が-W(以前のWordエクスポート用)フラグに与えられています。



以上