ニュースリリース

2006年10月03日

高度なセキュリティと使いやすさを両立
「なりすまし」を不可能にする「IPN」技術を無線LAN製品に初めて搭載
無線LANアクセスポイントと無線LAN PCカードを発売

誤記訂正のお知らせとお詫び (2007/5/10)
下記プレスリリースにおいて、リリース文発表時の文面に一部誤りがあることが判明いたしました。謹んでお詫びを申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。

   誤: 「Super AG/XR」にも対応
   正: 「eXtended Range XR」にも対応

株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ(以下T-SS、東京都千代田区東神田1-7-8、代表取締役社長 林 元徳)は、法人向けの高度なセキュリティ機能と使いやすさを両立した無線LANアクセスポイントの新製品「IPN-W100AP」とクライアント用の無線LAN PCカード「IPN-W100CB」を本年11月17日(※)に、T-SS代理店を通じてそれぞれ128,000円(税別)、9,800円(税別)で発売いたします。「IPN-W100AP」と「IPN-W100CB」は法人ユーザで求められる高度なセキュリティを実現する独自技術「IPN」(Identified Private Network(TM))を無線LAN製品に搭載した初めての製品です。T-SSでは本製品を10月18日から20日に東京ビックサイトにて開催される「Security Solution 2006」に出展いたします。

IPN-W100AP IPN-W100CB

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法人への無線LAN普及のネックはセキュリティと煩雑な設定

無線LAN関連製品は現在、アクセスポイントが年間数百万台出荷されるなど主に家庭向けに普及していますが、高度なセキュリティが要求される法人においては、利便性に反して普及するまでに至っていません。法人ユーザが要求するセキュリティを確保するためには、通信の暗号化とともにアクセスポイントやクライアントの「なりすまし」による不正侵入を防ぐため、認証局や認証サーバを運用して、アクセスポイントとクライアントの相互認証を行うことが一般的です。ところが、この運用にコストがかかり、さらに設定が煩雑でミスが発生しセキュリティホールを作り出しかねないといった問題があり、専任のネットワーク技術者がいる大企業はともかく、中小企業に普及しない理由となっています。

「IPN」技術を無線LAN製品に初めて搭載

今回、無線LAN製品に初めて搭載した「IPN」は、ワンタイムパスワード相互認証方式「SAS-2」(Simple And Secure password authentication protocol, ver. 2)と、業界標準の暗号化方式AES(Advanced Encryption Standard)を組み合わせ、プロトコルとして実装したT-SS独自の技術です(以下、無線LANに組み込んだ「IPN」技術を「IPN-WLAN」と呼びます)。 「SAS-2」は、認証に必要な認証鍵をパケットごとに更新し、その認証鍵をネットワークに流すのではなく、認証鍵を生成するためのハッシュ値のみを通信するため、認証鍵の盗聴による「なりすまし」を不可能にします。また、データの暗号化にはAESを利用し、暗号化されたパケット以外は破棄することで不正アクセスを遮断します。さらに暗号化と復号に必要な暗号鍵は、相互認証を行うためのハッシュ値から動的に生成することにより、ネットワーク上を流れず、また、生成された暗号鍵の再利用もできません。

高セキュリティと高スループットでありながら設定ミスはゼロ

このように高度なセキュリティを確保しながらも認証や暗号化・復号に要する処理負荷が極めて軽く、スループットの劣化がほとんど無く、また、初期登録も認証IDとパスワードだけで簡単に行えることが「IPN」技術の特長です。「IPN-WLAN」にはこの初期登録を自動的に完了できる支援機能を搭載し、設定時のミスを防止するとともに高いセキュリティを確保しています。

標準の無線LAN機能と法人ユーザに最適な機能を搭載、既存環境への親和性も確保

「IPN-WLAN」はIEEE802.11a/b/gに対応し、3規格の同時アクセスと最大54Mbpsの通信速度を実現。米Atheros Communications社の高速化技術「Super AG/XR」にも対応しています。また、「IPN-WLAN」に加えて、無線LANの標準的なセキュリティ機能であるSSIDブロードキャスト隠蔽、MACアドレスフィルタリング、WEP/WPA/WPA2等にも対応しています。さらに、法人ユーザに最適な機能として「IPN-W100AP」には、ゲストアクセス機能、VLAN、不正アクセスポイント検出機能、Spectralink Voice Priorityによる音声データ(VoIP)の優先制御、電波干渉等を自動的に防止する自動同期クラスタリング機能、負荷分散機能、LANケーブルから給電が行えるPoE、認証用のローカルRADIUSサーバといった機能を、「IPN-W100CB」は、CISCO CCX(Cisco Compatible Extentions)に準拠といった機能を装備し、既存の有線・無線LAN環境との親和性も確保しています。

高セキュアな高速ローミングと無線LANメッシュネットワークを実現

「IPN-WLAN」は、今後、アクセスポイント間を移動しても通信が途切れることのない高速ローミング機能や複数アクセスポイント間の無線通信(WDS)を「IPN-WLAN」による高いセキュリティで実現できる機能を追加し、製品ラインナップを拡大していく予定です。これらの機能により、セキュアな高速ローミングを高価な無線LANスイッチを一切必要とせずに実現し、また、セキュアな無線LANメッシュネットワークを、認証局や認証サーバに依存することなく構築することが可能となり、「IPN-WLAN」を搭載したセキュアな無線IP電話の普及、企業や公衆無線LANサービスプロバイダ等による無線LANの利用エリアの拡大につながるものと考えています。

「IPN」技術はセンシティブな情報を扱う官公庁と法人で実績

「IPN」技術は、既に、T-SSのVPNルータ「IPN-R100」やゲートウェイ装置に搭載され、高いセキュリティが求められる官公庁や、多数の拠点を展開する店舗向けに売上情報と売上金を回収するビジネスを展開する企業などに採用されており、法人の中においても特に高度なセキュリティを要求されるユーザにおいて実績を重ねています。 T-SSでは、この「IPN」技術を搭載した初の無線LAN製品によって、法人ユーザにおいても、今後、無線LANの利用が促進されるものと期待しています。

以上

T-SSについて

T-SSはデジタル情報を安全に活用するためのソフトウェア、ハードウェア、サービスといった様々なソリューションを提供し、誰もが安心して使える情報ネットワーク社会の実現を目指す、セキュリティテクノロジープロバイダです。
1999年11月設立
代表取締役社長 林 元徳
資本金792百万円
URL:http://www.trinity-ss.com/

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株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)
戦略企画本部 金子・蒋野(こもの)
TEL:03-5835-0287 FAX:03-5835-0235
E-MAIL:press@trinity-ss.com
http://www.trinity-ss.com/topics/index.html

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS) 営業本部
TEL.:03-5835-0284
E-MAIL:ipn-sales@trinity-ss.com

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※本製品の発売は2007年1月31日となります。

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